トマトとコレステロールのおいしい関係

「旦那さんや家族が人間ドックでコレステロール値を指摘された」という方はいませんか? 食生活が深くかかわるコレステロール。仕事で帰宅が遅くなったり、外食やお酒を飲む機会が多かったりと、不規則になりがちな旦那さんの健康をサポートしたい。そんなときの救世主がトマト! 今回は、トマトとコレステロールの関係に迫ります。

実はよく知らない!?コレステロールのこと

「コレステロール」という言葉を、多く耳にします。しかし、具体的にどんなものなのかを理解している人は意外に少ないかもしれません。コレステロールは脂質の一種で身体に必要不可欠なものです。また、コレステロールは役割で2種類に分けられていることをご存じですか?

悪玉コレステロール

悪玉コレステロールと呼ばれるLDLコレステロールは、コレステロールを全身に運ぶ大切な役割があります。しかし、過剰な悪玉コレステロールは、動脈内に脂肪のかたまりを作り血液をドロドロにし、生活習慣病の要因になると考えられています。

善玉コレステロール

一方、善玉コレステロールのHDLコレステロールは、血管内壁に溜まったコレステロールを回収する働きがあります。
善玉コレステロールは多い方が良いため、現在では総コレステロール値ではなく、LDLとHDLの値を比較したLH比のバランスを重視するケースが増えています。

なぜリコピンがいいの?

トマトに含まれるリコピンの研究結果によると、リコピンがもたらすコレステロールへの働きかけが見えてきました。

リコピンが善玉コレステロールを増やす

1日に生トマト、トマトソース、トマトジュースを含め、トマト300gを8週間継続して摂った実験では、血中の善玉コレステロールが、摂取前に比べて増加することがわかりました。

悪玉コレステロールの酸化をリコピンが抑制

悪玉コレステロールの酸化は、動脈硬化の原因となります。しかし、トマトジュース160gを19日間飲み続けた結果、血液中の悪玉コレステロールに、リコピンをはじめとするカロテノイドの量がアップ。抗酸化力の強いこれらの成分は、悪玉コレステロールの酸化を抑えてくれます。

コレステロール×リコピン=ヘルシーへの近道

リコピンが善玉コレステロールを増やす働きがあるといっても、1日たっぷりトマトを食べればOKというわけではありません。毎日、継続して摂り入れることが大切です。例えば、朝食や昼食にトマトジュースをプラスする、毎日リコピンのサプリメントを飲むなど、忙しい旦那さんでも、トライしやすい方法で食生活に加えてみましょう。そして、夕食には、トマトを使った手料理を用意してあげることもお忘れなく! コレステロールは、日ごろの食習慣で改善できます。まずは手軽な方法から始めましょう。

参考:
トマト大学|カゴメ
リコピンの健康効果とは?知って納得のコレステロール対策|カゴメ
動脈硬化の病気を防ぐガイドブック|日本動脈硬化学会

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