とくに気をつけたい!子どもと高齢者の脱水のサインとその対策

私たちの身体は体重の約60%を水分が占めており、そこから2%でも水分が失われると脱水症になってしまいます。なかでも、とくに脱水症になりやすいのが子どもと高齢者です。周りの人がその症状や対策を知っていることで未然に防ぐことができます。

今回は、いざというときのために知っておきたい、子どもと高齢者の脱水症のサインと対策を解説します。

子どもや高齢者が脱水症にかかりやすいと言われる理由

子どもが脱水症にかかりやすいのは、まず、体温調整機能が未発達であること、また、体内の水分が大人よりも多く、新生児では体重の約80%、乳児で約70%、幼児で約65%を水分が占めているということが理由としてあげられます。そのほか、子どもは成長過程にあり、大きくなるためにはエネルギー代謝のためにたくさんの水分を必要としているため、脱水症にかかりやすいと言われています。

高齢者の場合は、加齢により腎臓の機能が低下することで水分や電解質の再吸収ができず排出されてしまうことや、食が細くなり水分と電解質の摂取量が不十分になる、喉が渇いたという感覚が鈍くなり水分摂取が遅れがちになる、といった理由があげられます。また、高齢者にとくに多い利尿剤の服用による尿量の増加や夏場の無理な節電による室温上昇にも注意が必要です。

子どもと高齢者、それぞれの脱水症のサインは?

自分の症状を伝えることができない子どもや高齢者を脱水症から守るために、脱水症のサインを知っておく必要があります。
「大丈夫かな? 」というときには、すぐに次の項目に当てはまるかどうかをチェックしましょう。

子どもの場合

  • 熱があるが、汗をかいていない
  • 口や鼻の中が乾いている
  • 平常時より尿の量が少ない、色が濃い
  • ぐったりして意識が朦朧としている

高齢者の場合

  • 手足が冷たくなっている
  • 皮膚が白っぽく、弾力がない
  • 舌の表面が白いもので覆われている、表面に亀裂がある
  • 平常時より脈拍が速い

もしも脱水症にかかってしまったら?

もし、脱水症かもしれないというときには病院に連れて行くことはもちろんですが、すぐにできる対応策や応急処置も知っておきましょう。

まず、水分の摂取が先決のため、経口補水液を少しずつ飲ませましょう。また、夏の暑さからくる脱水症の場合は、扇風機やクーラーで部屋を冷やしましょう。締め付けの強い衣類は脱がせたり、襟元のボタンをはずしたりして身体を楽にし、風通しを良くしましょう。

周りの人がこまめにチェックを!

脱水症になりやすい子どもや高齢者は、周りにいる人が頻繁にチェックしておくことで、症状の悪化を回避することができます。

温度調節や水分補給など基本的なことに気をつけながら、もしものときにも対応できるようにしておくとより安心ですね。

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参考:

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