ペットボトルの炭酸を長持ちさせるマル秘テクニック

買ったのは良いけれど飲んでいるうちにだんだんと炭酸が抜けてくる……誰もが一度は感じたことがある悩みではないでしょうか? そんな悩みを解消する裏技をいくつかピックアップしました。

“圧力”と“温度”に注意する

ペットボトルの炭酸水のキャップを一度開けるだけで炭酸が抜けていく原因を知るには、まず、水と二酸化炭素の関係を理解する必要があります。

炭酸水とは、簡単に言うと、二酸化炭素が水に溶けたもの。

天然のスパークリングウォーターは、地殻変動によりマグマから発生した炭酸ガスが水脈に溶け込み湧いてくるものですが、日本で販売されている多くの炭酸水は、二酸化炭素を高い圧力をかけて冷却した水に溶かすという方法で作っています。

どちらの炭酸水も、ペットボトルのキャップを開けたときに、水に溶けた二酸化炭素が一気に吹き出ます。それは、温度と圧力が影響しているためです。

二酸化炭素は、本来は気体のため、液体状態であることよりも気体に戻ることを好みます。そのため、温度が上昇すると気化しやすく、気圧が高いほど水に溶けやすいという性質を持っているのです。

炭酸を長持ちさせるためにはこの性質を利用し、なるべく、低温で高圧の状態を保つことが鍵となります。

冷蔵庫の奥で保存する

まず、低温で保つためには、常温保存よりも冷蔵庫の奥の方で、外気になるべく振れないように保存しましょう。500mlや1.5lの大きめなサイズのペットボトルだと無理があるため、その場合は、野菜室の奥の方に置くことをおすすめします。

ペットボトルを逆さまに立てておく

高圧を保つ方法としては、ペットボトルのキャップをしっかりと閉め、さらに、ペットボトル自体を逆さまに立てることで、圧力を高くし、少しの隙間からでも二酸化炭素が気化しないようにするという方法もあります。
また、大きめのペットボトルの場合は、何度もペットボトルのフタを開け閉めして炭酸ガスが抜けていくことを防ぐために、小さなボトルに小分けするといった工夫もおすすめです。

専用グッズを使う

意外と多くの方が悩んでいる炭酸を長持ちさせる方法。そのニーズに応えるべく、炭酸キーパーと言われるグッズが複数販売されています。なかでもペットボトルのキャップの代わりとして使うタイプのものが多いようです。

使い方はいたって簡単で、ペットボトルのフタの代わりに炭酸キーパーをつけ、しっかりと栓をしたあとにポンプで空気を入れるだけ。ペットボトルの中に空気を入れることで、容器内の圧力を高く保つというわけですね。
これで2〜3日は炭酸のシュワシュワっとした爽快感を楽しめるようです。

また、反対にペットボトル中の空気を少なくし圧を高めるという考えもあるようですが、それでは、ペットボトルが元に戻ろうとする際に圧力が下がり気化を促すことに繋がるため逆効果のようです。

さまざまな工夫でおいしく飲もう!

炭酸水に溶け込んだ二酸化炭素の性質やその原理を追求し、さまざまなアイデアが提案されています。炭酸水を少しでも長くおいしく飲むために、自分に合う保存方法で工夫をしてみてはいかがでしょうか。

参考:

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