試してみる?コーヒーの味は器で変わる!?

ふだん何気なく飲んでいるコーヒー、紅茶ですが、コーヒーカップとティーカップでは、微妙に形が違っているって気づきましたか? ティーカップはコーヒーカップより間口が広く、高さが低いんです。なぜでしょう? 沸騰したお湯で淹れる紅茶は、早く飲み頃の温度に下げるために間口が広く、コーヒーは保温性を保つために背が高く、間口が狭めというわけです。でも、こうして使い分けているのは日本だけかも。ヨーロッパでは現在は使い分けしないのが一般的なようです。 とはいえ、カップが変われば、コーヒーを飲む気分が変わる!世の中にはこんなにたくさんの種類のカップがあるんです。色々なカップでコーヒータイムを楽しみましょう♪

 

☆コーヒーカップ

容量は120mlが基本。ウェッジウッド、ジノリ、ヘレンド、マイセン、日本ならナルミなど、各国の名陶がそれぞれの個性を発揮した形、絵柄を表現。ツルッとした陶磁器は優雅なコーヒータイムを演出してくれる一方で、最近の日本では、“土のぬくもり”に惹かれる人も多く、作家もののコーヒーカップも人気です。

 

☆デミタスカップ

容量は60ml前後。エスプレッソのように濃いコーヒー向け。ヨーロッパの老舗のカフェでは、陶磁器の優雅なデミタスでカフェを出すところが多いのですが、イタリアのバール、スペインのバルでは、ぽってりとした、飲み口も厚いカップをよく見かけます。ちなみに、ヴェネツィアの老舗カフェ「カフェ・フローリアン」では、自社のカップも販売しています。

 

☆カフェオレボウル

カフェオレボウルは、その名の通り、カフェオレを飲むための広口の“鉢”ですが、別名プティ・デジュネ・ボル。つまり、朝食用の鉢としてシリアルやスープを入れることもあります。フランス好きの人なら誰でも、フランスに行ったら、まずカフェオレを注文したいと思うはず。でも残念ながら、カフェオレはカフェに行っても、まず見つからないのです。なぜなら、カフェオレは朝、家庭で飲むものだから。前夜の残りのバゲットを浸して食べられるのも、口の広いボウルだからこそ。家なら、そんなちょっとお行儀の悪いこともできます。だからカフェオレボウルはおうち専用コーヒーカップなのかもしれませんね。

 

☆コーヒーマグ

円柱形をした、たっぷり液体の入る取っ手付きカップ。容量は様々で、アメリカでは350ml前後のものが主流。マグはシンプルな形と大きさゆえオリジナルのデザインを施しやすく、販促グッズやお土産の定番でもあります。アメリカでは「マグツリー」と呼ばれる、フックの付いた支柱にマグをひっかけて店頭販売する様子も見かけます。

マグはどんどん進化しており、蓋つきで保温機能のある「サーモ・マグ」や、ガラス製で中身が見える「ダブルウォール・マグ」なども登場。「サーモ・マグ」は、別名「トラベル・マグ」で、コーヒーチェーンがオリジナルグッズとして販売する「タンブラー」は、「サーモ・タンブラー」を指し、「サーモ・タンブラー」にハンドルが付くと「サーモ・マグ」もしくは「トラベル・マグ」となるらしいのですが、なんともややこしい!

 

皆さんも、カップを変えることで日ごろのコーヒータイムにちょっと変化をもたらしてみませんか?

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